6月5日のレジデイでは、藤田総診の7Rulesの1つにも含まれている「多様性」について討論形式で話し合いました。
最初の課題は、多様性について賛成派と反対派の2つのグループに分かれ、意見を出し合うことでした。
賛成派の主な意見は、
・「多様性」を認めることによって、各々の個性を伸ばしていくことに制限をかけない
・様々な意見がぶつかり合うことによってコミュニティや社会が発展していく
などが挙げられました。
反対派の主な意見は、
・社会での常識の範疇を超えている意見や行動も「多様性」という便利な言葉で許容されてしまう
・「多様性」と「協調性」を両立することは容易ではなく、意見をまとめることが難しくなる
などが挙げられました。
どちらのグループも色々な意見を挙げ、討論がヒートアップしてきた時、次の課題が発表されました。
「賛成派と反対派のグループを逆にして討論して下さい」
今まで自分が考えていた意見を真逆にするというのは難しいことだと思います。
先ほどまで自分が出していた賛成派の意見を今度は向こうのグループが出してくる。そうすることによって自分の意見を客観的に考えることが出来ました。
多様性について理解を深めると同時に、自分の意見を客観的に考え直し、相手の意見も認める能力をこのレジデイで少し養えた気がします。
文責 S1 青山琢