4月24日の第3回レジデイの開催報告をさせていただきます。
今回のレジデイは飯塚病院の連携医療・緩和ケア科の柏木先生にお越しいただき、緩和ケアの概論とACPについてのワークショップをしていただきました。
緩和ケアに抱いているイメージや総合診療との関わり合いについて議論をしていきました。総合診療では、人生の最終段階にある患者さんの対応をする機会の多い診療科でもあるので緩和ケアは密接に関連しており、緩和ケアについての理解を深めることは重要であると再認識しました。
後半では、患者説明のNG例やわかりやすい例え話なども交えつつ、患者さんが望む形で人生の最後を迎えるためにはどのように話し合いを進めていけば良いのかレクチャーしていただきました。
人生の最後の瞬間は全ての人に1回ずつ訪れる大切なライフイベントです。患者さんにとってもその大切な人にとっても納得のいく意思決定に導けるように今回学んだ内容を活かして日々考えを深めていきたいと思いました。
文責 S1 館石