3月6日のレジデイ開催報告をさせていただきます!
今回のレジデイは藤田総診指導医でコーチングのエキスパートである田口智博先生から「チームコーチング」について学びました。
前半は会議の進め方について4-5人のグループディスカッションを行いました。
まず、「機能しない会議の特徴」というテーマで会議をし、その話し合いで次の会議で何を改善したいか話し合った上で、「機能する理想的な会議という特徴」というテーマで会議をしました。
何を改善したいかという話し合いでは
・最初に会議の目的を明確化する。
・各々の会議に参加する意義を確認する。
・会議の目的に応じた時間設定と時間配分を明らかにする。
というようなことが挙げられ、改善した後の会議ではスムーズに合意形成ができました。
後半は、チームコーチングをする上で必要な知識をレクチャー形式で学びました!
例えば、成功のコア・セオリーについてはチームの関係の質が上がれば、チームメンバーの思考の質が上がり、各人の行動の質が上がり、そしてチームとしての結果の質が上がる。そのサイクルでまた関係の質が強化され、チームのグッドスパイラルを回していくことが重要だとわかりました。関係が良くても、結果が伴わなければ逆に関係の質を下げてしまう可能性もあることも共に学びました。
実際、患者さんが健康にウェルビーイングに生活してもらうためには医療職としてチーム医療を提供していく必要があります。今回の学びを活かして、多職種と協働してチーム医療を進めていけたらと思います!
文責:専攻医 毛利