イベント中小病院の未来を拓く「総合診療医」の力　― 第1回 TOKYO総合診療シンポジウムが開催されます ―

参加対象者

　

日程

2025年10月25日（土）

日本の地域医療は、人口減少や人材不足、専門分化による機能不全など、さまざまな課題に直面しています。とりわけ中小病院では、経営の持続可能性が危ぶまれる状況が続いています。 

そのような中で患者さんを総合的に診ることができ、院内外のさまざまな関係者をつなぐ存在として、病院経営や地域包括ケアを支える役割を担うことが期待されているのが、「総合診療医」です。 

一般社団法人コミュニティ＆コミュニティホスピタル協会が、この総合診療医の可能性を多角的に考える場として、順天堂大学医学部総合診療科学講座および地方独立行政法人 東京都立病院機構と共同で「第1回 TOKYO総合診療シンポジウム」を開催します。 

藤田総診の研修関連施設である同善病院の小笠原雅彦副院長によるプレゼンテーションもあります。

ご興味のある方、ぜひご参加ください。


シンポジウムの見どころ

本シンポジウムでは、理想論にとどまらず「経営」の視点から総合診療医の価値を検討します。

経営再建を実現した病院の事例紹介や、新しい経営モデルの提案など、現場での実践に基づく議論が展開される予定です。

当日は、東京都知事・小池百合子氏からの応援メッセージ（ビデオ出演）、東京都医師会会長・尾﨑治夫氏の挨拶をはじめ、総合診療医育成や病院経営支援の第一線で活躍する方々が登壇します。藤田総診の関連研修施設である同善病院の小笠原雅彦副院長が総合診療医の導入によって経営改善を実現した実例を、また、当協会理事であり、数々の病院経営支援を手がけてきた大石佳能子（株式会社メディヴァ代表）が、総合診療医を核とした新しい病院経営モデルについて提言します。

「総合診療エコシステム構築への道」をテーマとした特別トークセッションも予定しており、未来の地域医療像について議論を深めます。

今回のシンポジウムが、総合診療医の役割を再認識し、地域医療の未来を共に考えるきっかけとなればと考えています。ぜひふるってご参加ください。
 

開催概要

日時：2025年10月25日（土） 14:00～17:00（13:30開場）

会場：順天堂大学7号館 13階 有山登メモリアルホール

対象：総合診療医、地域医療に関心のある医師の方、民間・公立公的病院経営者、自治体関係者、メディアなど

参加費：無料

定員：250名

申込方法：こちらのフォーム
https://forms.gle/5iSEciTbG3pcDuvk7
よりお申し込みください

申込締切：2025年10月17日（金）



講演内容 (敬称略)　 司会・モデレーター：内藤 俊夫

【第1部】

・開会挨拶:
　尾﨑 治夫（公益社団法人 東京都医師会 会長）
・応援メッセージ（ビデオ出演）: 
　小池 百合子（東京都知事）
・基調講演: 日本の医療システムの変化、中小病院／総合診療医に期待される役割
　香取 照幸（一般社団法人 未来研究所臥龍 代表理事）
・プレゼンテーション：総合診療医が活躍する多様なフィールドとキャリア
　-市中急性期病院におけるホスピタリスト活躍の実際- 
　安本 有佑（IMSグループ医療法人社団明芳会 板橋中央総合病院 救急総合診療科診療部長）
　-コミュニティホスピタル経営再建と総合診療医の活躍- 
　小笠原 雅彦（医療法人社団同善会 同善病院 副院長）
　-大学における総合診療教育の実践と課題- 
　石田 岳史（東京科学大学 茨城県北西部地域医療学講座教授）
　- 求められる病院改革 ─ 総合診療医とともに描く新しい病院経営- 
　大石 佳能子（株式会社メディヴァ 代表取締役社長）

【第2部】

・特別トークセッション：総合診療エコシステム構築への道：理想と現実解
　モデレーター：内藤 俊夫（順天堂大学医学部総合診療科学講座教授、順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長）
　パネリスト ：第１部登壇者
 
共催：
・   順天堂大学医学部総合診療科学講座
・  一般社団法人コミュニティ＆コミュニティホスピタル協会
・  地方独立行政法人東京都立病院機構

 

日付	2025年10月25日（土） ※ 2025年10月17日（金）申込締め切りです。

お申し込み