12月4日のレジデイは北山先生による『患者中心の医療 決断の共有』についてでした!
みなさん診療の中で医師と患者間で意見が食い違ってしまった経験はないでしょうか。
入院の必要性、治療方針の希望の違い、社会的な問題の対応など 経験症例を共有すると様々な事例があがりましたが、患者さんあっての医療なので、医師の考えと患者さんの考えは食い違って当然です。
その中で医師と患者間で共通の理解基盤を築くためには、患者の理解を高める、患者を巻き込んでいく、患者の関わりを高めるというプロセスが大切だということです。……と言葉だけで説明されてもよく分からないですよね笑
ということで、実際にロールプレイを行いました。理論だけで終わらず、実際にロールプレイで実践できるのもレジデイのいいところですね!
ロールプレイでは、複雑な背景のシナリオもありましたが、生活習慣指導をするにせよ、治療方針を決定するにせよ、患者さんの生活背景を聞き、患者さんにも明確な役割を与えることが重要なのだと改めて感じました。
総合診療医としてコミュニケーションスキルは欠かせないものなので体系的に教えてもらう今回のレジデイは非常に貴重な時間になりました。
早速明日からの診療にも活かしていきたいです!
文責 S1 山藤