4/23のレジデイの報告をさせて頂きます!
今回は、当プログラムの伊藤龍一先生から「発熱の診かた」について、豊岡達志先生から「脂質異常症の診かた」についてレクチャーをしていただきました!
伊藤先生による発熱のレクチャーでは、
入院中の発熱の鑑別に対する7Dから、外来発熱患者の鑑別でMATTEI !SOSを学びました。
次、発熱外来で上気道炎らしくない患者に出会ったら、診断に困ってすぐに「かぜ」とゴミ箱診断するのではなく、薬剤、動物、結核、旅行、暴露、ワクチン、周囲の感染状況、温泉、性交渉を聞いて診断に迫りたいと思います!
豊岡先生による脂質異常症のレクチャーでは、
低・中リスクの脂質異常症にスタチンを使う恩恵は少ないことを学びました。また高血圧における高血圧緊急症、糖尿病におけるDKAのように、脂質異常症におけるEmergencyは家族性高コレステロール血性である!というのも印象的でした。
次に外来で脂質の健診異常の患者さんに出会ったら、単に数値を見て薬を出すのではなく、既往歴や合併症から適切にリスク評価をし、真に治療が必要か考えてマネジメントしていきたいです!
文責 奥野 彩花