3月12日のレジデイの開催報告をさせていただきます。
今回のレジデイはチームコーチングについての講義でした。
チームコーチングとは、チーム全体のパフォーマンスを向上させるために、第三者(コーチ)の目が入ることでチームの成長を促すプロセスのことです。コーチングの役割とは組織の方向性を確認して目標を明確化すること、各メンバーの役割や責任を整理すること、メンバー同士のコミュニケーションを促すことなどです。具体的な手法としては定期的なミーティングで進捗確認をする、意見をひきだすためのファシリテーション、アクションプランの作成と実行と振り返りをするなどです。そうすることでチームの中で課題や対立の解決がスムーズになり、各メンバーの強みが最大限に活かされ、チームだけでは生み出せなかった創造的なアイデアが生まれるため、結果として目標達成や業績向上につながります。
講義の最初の1時間は実際にお題を決めて、進行役のファシリテーター、書記、タイムキーパーの役割分担を行い、セッションを行いました。その後にうまくいっている点、改善点などの振り返りを行いました。その会議が良い会議であったかメンバーと振り返ったり、講師の先生からのフィードバックをいただくことは普段の業務では中々できないので、とても有意義な時間でした。
また会議をより濃密なものにするための準備と、実際に意見を出し合った時の傾聴やお互いの承認をすることで、よりスムーズで充実した会議が行えると感じました。今日のレジデイでの学びを今後の病棟チームでの業務に活かしていきたいです。
文責 S1 成井