10月23日のレジデイは、野口先生の「こころとからだのストレスケア」と北山先生の「教育計画」の2本立てでした。
前半の「こころとからだのストレスケア」では、現在の心情がどう体の状態として表れるのかとストレスの対処法について学びました。
こころとからだをつなぐ自律神経の働きは血液検査などと違い、他覚的に見えません。
そのため、私達医師が意識的に気付こうとしないといけない部分であると感じました。
ストレスの対処法については、まずストレスを感じる際の時間や行動を見つけ、それに対する適切なコーピング(対処行動)をすることが大事だと学びました。コーピングは人それぞれであり、自分に適したコーピングを見つける方法として他人のストレス対処法を聞くのが効率的でした。
後半の「教育計画」では、総合診療科に興味のある初期研修医に対して、2週間の実習をどのように過ごしていくかをみんなで話し合いました。
まず、アンケートなどで研修医のニーズを聞き、ニーズに合わせた目標を設定するグループワークを行いました。
自分達のグループでは、2週間で入院患者さんの退院先を決めることを目標に設定し、この目標を達成するにはどのように指導し、学習させるのが効率的かを話し合いました。
自分も専攻医になってから研修医から質問される機会が増えてきたため、目標を意識しながら指導することを心掛けていきたいと思いました。
文責 S1 青山琢